入学相談室によく寄せられる質問と回答をまとめてご紹介します。
なお、Q&A一覧に自分の知りたい内容がない場合は、「留学生入学メール相談」をご利用ください。
入学制度について
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Q入学試験はどのような内容ですか?
A
外国人留学生の入試は、外国人留学生 学校推薦入試と外国人留学生 一般入試の2つの方法があります。
入試は、日本語による筆記試験と面接が行われます。日本語の筆記試験は日本語能力検定N2相当です。日本語能力試験(JLPT)「N2」または「N1」に合格済みの方、日本留学試験(EJU)の日本語科目200点以上取得済みの方は、筆記試験が免除になります。
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Q総合型選抜(AO入学)で出願できますか?
A
総合型選抜(AO入学)は実施していません。
外国人留学生の入試は、外国人留学生 学校推薦入試と、外国人留学生 一般入試の2つになります。
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Q出願はいつすればいいですか?
A
外国人留学生 学校推薦入試も外国人留学生 一般入試も願書の受付は9月1日から始まります。
出願の状況により募集を締め切る場合がありますので、出願する前にかならず募集状況を確認してください。
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Q日本の東京以外の地域からでも受験はできますか?
A
日本国内の東京以外の地域にお住まいで、日本語能力試験(JLPT)「N2」または「N1」に合格済みの方、日本留学試験(EJU)の日本語科目200点以上取得済みの方は、面接試験のみになりますので、11月に開催するオンライン入試で受験可能です。
また、東京にお越しいただいて試験を受験することも、もちろん可能です。
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Q日本に行かずに海外から直接受験できますか?
A
居住地の制限なく出願することができます。
海外在住者のみ受けられる「海外在住者のための外国人留学生 一般入試」で受験することができます。居住地の制限なく出願可能です。
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Q海外から出願する際、選考料はどのようにして振り込めばいいですか?
A
WEB出願ページで納入してください。
海外在住者のための外国人留学生 一般入試で出願される場合は、コンビニ決済不可、クレジットカード(VISA/Mastercard/JCB/American Express/Diners Club)決済でお支払いとなります。
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Q日本語能力試験や日本留学試験の資格は必要ですか?
A
持っていたほうがいいですが、出願資格を満たしていれば必ず必要というわけではありません。
日本語能力試験はN2、日本留学試験の日本語科目は200点以上が入学するための目安となっています。また、就職するときには日本語の能力を証明する資格は有利になります。詳細は出願資格で必ず確認してください。
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Q日本の学校に通っていましたが、留学生入試に出願できますか?
A
1年以上の教育を受けていれば出願が可能です。
日本の学校教育法第一条校で、1年以上の教育を受けた者、または本学園入学時に1年以上の教育を受けてる者であれば出願が可能です。
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Q日本語学校に通っていますが、留学生入試に出願できますか?
A
下記の条件を満たしていれば、出願可能です。
外国人に対する日本語教育を行う教育機関(日本語教育機関)で、在留資格「留学」で、本学園入学時に6ヶ月以上日本語教育を受けており、出席率が良好である者であれば出願可能です。
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Q現在、在留資格「留学」を持って日本の高等学校で勉強しています。受験できますか?
A
受験できます。
在留資格「留学」を持って日本の高等学校で一年以上(卒業見込みを含む)勉強された方は、外国人留学生入試を受けることができます。
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Q在留資格が「留学」でなければ、出願や入学はできませんか?
A
在留資格は指定していません。
実際に「永住者」、「定住者」、「家族滞在」等の在留資格で本学に在籍している方もいます。ただし、外国人留学生を対象とした奨学金等の支援は「留学」の在留資格を有していることを条件としていることがほとんどです。
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Q過去問題を見ることができますか?
A
「外国人留学生相談会」でお見せすることが可能です。
過去の入学試験問題をご覧になりたい方は、「外国人留学生相談会」にご参加ください。
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Q外国人留学生向けの説明会はありますか?
A
留学生のための相談会やオンラインでの個別相談を実施しています。
学校・学科、奨学金、入試、学校生活などについて直接相談ができます。
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Q保証人は必要ですか?
A
必要です。合格し、入学手続する際の書類には、母国の保護者の住所・名前・連絡先を記入していただきます。
合格し、入学手続をする際は「保証人」が必要となります。保証人は母国の保護者(両親)が第一条件となります。保護者以外の保証人の場合は、在学中の学費、滞在諸経費など経済面の保証だけでなく、日本国の法令ならびに本学園の規則を遵守させることなど、生活面、身元などすべてのことに責任を持てることが条件となります。
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Q学費を分けて納入することはできますか?
A
学費の納入方法は、「1年分一括納入」と「前・後期2回分納」の2つがあります。
「前・後期2回分納」は、
【1回目】入学手続をする時 : 入学金と1年次前期分の授業料や諸経費などを納入
【2回目】1年生の9月ごろ : 1年次後期分の授業料などを納入
です。 -
Q入学するときの奨学金はありますか?
A
「東放学園留学特待生制度」があります。
東放学園の外国人留学生入試の成績と日本語教育機関等の出席状況との総合成績により、採用を決定します。入学時に1年次前期授業料の一部(20万または15万円)を免除します。
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Q日本留学試験(EJU)関係の奨学金はありますか?
A
2種類の奨学金制度があります。
日本留学試験の成績が特に優秀な海外在住の学生を対象に自国で「2024年6月」または「2024年11月」の日本留学試験(EJU)を受け、自国から本学園に直接出願・受験して一度も渡日せずに入学許可を得た方を奨学生として本学園が推薦する制度です。予約制度(渡日前入学許可制度による学校推薦)と予約制度(日本留学試験成績優秀者)があります。詳しくはこちらをご覧ください。
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Q日本留学試験(EJU)を利用した者ですが、渡日前入学許可制度は利用できますか?
A
できます。
ただし、海外で実施されている日本留学試験(EJU)の「日本語科目」を受験し、本学園の海外で行う一般入試を受験された方が対象になります。
渡日前入学許可制度
留学ビザについて
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Qどんな在留資格(ビザ)が必要ですか?
A
東放学園で学ぶためには、入学前に、在留資格<留学>(留学ビザ)を取得する必要があります。
現在持っているビザによって手続きが違います。下記を参考にして、詳細については入学相談室までお問い合わせ、ご相談ください。
→現在、留学ビザを持っている方
留学ビザの在留期間が満了する3ヶ月前から申請が可能です。必要な書類を揃えて、出入国在留管理庁に行き「在留期間の更新」の申請手続きを行ってください。→在留資格「特定活動(ワーキングホリデー)」の方や12月までに日本語学校を卒業または修了する方
在留資格の申請手続きが異なりますので、入学相談室にご相談ください。→在留資格が<永住者><定住者><家族滞在><日本人の配偶者>などの方はそのままで入学することができます。
ただし、受験資格として以下の3つの中の1つ以上を取得する必要があります。
①日本語能力試験(JLPT)N1またはN2に合格
②日本留学試験(EJU)の日本語科目で200点以上取得
③BJTビジネス日本語能力テストで400点以上取得→海外から直接、入学試験を受験し、ビザを持っていない方
合格後に「在留資格認定」の申請手続きを東放学園が代理申請を行います。
専門士について
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Q専門士の称号というのは何ですか?
A
大学の卒業生に与えられる「学士」などと同じように、専門学校の卒業生に与えられる称号が「専門士」です。
東放学園2年制学科の卒業生には、文部科学大臣より「専門士」の称号が付与されます。 留学生が日本で就職するためには、「専門士」の称号が必要です。
「専門士」の称号が与えられる専門学校・学科の要件
1. 修業年限が2年以上
2. 総授業時数1700単位時間以上
3. 試験等により成績評価を行い、その評価に基づいて卒業認定を行っている
学校生活について
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Q学校の寮はありますか?
A
東放学園では指定の学生会館や留学生専用の寮を紹介しています。
その他アパート・マンションの紹介もしています。さらにアパート・マンションを契約する時には保証人になることができます。ただし、個人でお探しになった不動産屋の保証人になることはできません。 詳しくはお問い合わせください。
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Q通学のための定期券は買えますか?
A
学生向けの「通学定期券」を買うことができます。
通学のため定期券は、電車・バスの通常の定期券よりも、20~50%程度安い料金で買うことができます。
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Qアルバイトはできますか?
A
資格外活動許可の申請が必要ですが、可能です。
外国人留学生は、1週間につき28時間以内のアルバイトが認められていますが、学校の授業は時間制でカリキュラムが組まれていますので、必ず授業優先で活動してください。
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Q外国人留学生同士の交流はありますか?
A
外国人留学生交流会や卒業生同窓会があります。
外国人留学生同士の交流を深めるために「外国人留学生交流会」を開催したり、学園祭などは外国人留学生が模擬店を出展したりしています。また卒業後も日本国内だけでなく海外でも東放学園卒業生が集まる「同窓会」などを開催しています。
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Q学校で困ったことがあったらどうしたらいいですか?
A
各学校に外国人留学生アドバイザーがいますので、相談してください。
授業のことや学生生活、外国人留学生のビザについてなど困ったこと、わからないことがあったら、外国人留学生アドバイザーに声をかけてください。ご相談にのり、アドバイスします。また、本学園のInternational Centerの留学生支援室でも相談が可能です。
オープンキャンパスについて
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Q学校見学・入学相談はできますか?
A
入学相談室では、希望者の方々の個別相談に応じています。また各学校の学生生活や授業の雰囲気や機材設備などを見学することができます。
学校見学・入学相談は月曜日から土曜日の間で受け付けていますが、学校の行事や授業時間の都合で受付できない日時もありますので、必ず事前にお問い合わせください。
授業について
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Q授業はどのように行われますか?
A
授業は、4月から9月までが前期、10月から3月までが後期に分かれて行われます。
科目は必修科目と選択科目で分かれており、各学生によって選択する授業が異なるため時間割も異なります。学科によって違いはありますが、実習が多いことが本校のポイントです。
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Q時間割は?
A
時間割は入学後のガイダンスの時に発表されます。
授業は午前9時に始まり、ほとんどの授業は午後6時に終了します。各学科ごとに必修科目の時間が決められていますが、それ以外は各自が必要取得単位時間以上になるように科目を選択して時間割を作ります。つまり、選ぶ科目によって個人個人時間割が異なります。
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Q機材は授業以外に使えますか?
A
機材や教室、設備は「使用願」を提出し、所定の手続きをとれば使用できます。
授業時間外に機材や教室、設備の貸し出しを利用して、作品制作や自主練習でプロのテクニックに磨きをかけてください。
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Q入学後に日本語を勉強することはできますか?
A
ビジネス日本語が学べる「日本語講座」があります。
日本で就職活動をするために必要な日本語会話やマナーを習得することを目的としている科目や、日本語能力試験N1取得をめざす講座も用意しています。日本語力を向上させたい方にオススメです。
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Q新入生オリエンテーションとは何ですか?
A
新入生全員参加の説明会で、入学後4月上旬に行われます。
カリキュラムや単位時間の取得方法、学校規則など学校生活全般について詳しい説明があります。大切な行事ですので必ず参加してください。
就職について
- Q日本での就職はできますか?
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Qどんなところに就職していますか?
A
エンターテインメント関連のさまざまな職種で留学生の卒業生が活躍しています。
テレビ・ラジオ・映画・音楽・アニメーションなどの業界でカメラや映像編集、ミキサー、照明、CG、音声などの技術系のスタッフやプロデューサー、ディレクター、マネージャー、美術などの方面にも多くの卒業生が就職しています。また、日本での就職の際には「専門士」の称号が必要ですが、本学園を卒業することでその資格を得ることができます。
外国人留学生就職案内 -
Q日本で就職するためにはどんな準備が必要ですか?
A
日本で就職するためには、本学園を卒業して「専門士」の称号を得るだけではなく、日本語力を高めて日本語でのコミュニケーション能力をしっかり身につけることが必要になります。
日頃から、日本語能力の向上と日本文化や日本のルールも理解しておきましょう。あわせて日本語の会話力向上のため、日本人とたくさんお話してください。日本語能力試験(JLPT)のN1に合格することも重要です。
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Q外国人留学生のための就職サポートはありますか?
A
本学園にはInternational Centerがあり、「留学生入学相談室」と「留学生支援室」があります。
留学生入学相談室では入学相談以外で、卒業後に日本で就職している先輩をゲストに迎えた「卒業生に聞く!エンタメ業界就職セミナー」を実施し、先輩留学生からアドバイスをもらう機会をもうけています。また、留学生支援室では、留学生対象に「ビジネス日本語会話」「就活・仕事のビジネス日本語」「ビジネスメール・電話対応」などの日本語講座や、夏の特別授業「留学生就職支援講座」を開講しています。また、業界から企業の方を招いて行う「企業説明会」なども実施しています。
そのほか、就職内定後の在留資格(就労ビザ)変更のサポートも行っています。在学中から卒業後まで留学生のみなさんの進路支援を行います。