外国人留学生卒業生インタビュー
東放学園で学び、卒業後にそれぞれの業界で活躍している外国人留学生に経験談を聞きました。
テロップデザイナー
(株)E・Force Studio
HUANG PIN HSUEH(台湾)
東放学園専門学校 放送技術科
新宿日本語学校 出身
授業をとおしてカメラマン志望が編集マンに!
もともとはカメラマンになりたくて放送技術科に入学しましたが、編集ソフトを使いすばらしい映像をつくり上げられることに感動し、編集の仕事に興味を持ちました。現在はテレビ東京系列やテレビ朝日系列の番組制作にテロップデザイナーとして、テロップデザインを中心に携わっています。テロップのミスは絶対に許されないので、すごく気を使いますし、時間もかかります。でも、完成した映像を見ると苦労したことは無駄ではなかったと思えます。まだ入社1年目なので、先輩オペレーターと組んで、色調整や映像の加工など、さまざまな作業を担当させてもらっています。在学中に経験した「Photoshop」や「Premiere Pro」、「After Effects」のソフトのオペレーションを学ぶ実習が役に立っていると感じています。職場には10年、20年といったベテランの方も多く、ひたすら勉強の日々。多くのことを吸収しながらできることを増やしていって、立派な編集マンになりたいです。
撮影技術
MIJ合同会社
TAN WEISHIN(マレーシア)
東放学園映画専門学校※1 映画制作科
メロス言語学院 出身
東放学園の輪と“好き”への探求心で仕事の幅が広がった!
カメラマンや録音、VE(ビデオエンジニア)、DIT(映像データの品質管理)など、さまざまなポジションで動画制作に携わっています。卒業後はロケ会社に入り、テレビ番組の撮影現場をメインに担当していました。その後、現在の会社に転職し、地道な営業活動の甲斐もあり、CMや企業案件、ドラマ、映画など、関わるジャンルが一気に広がりました。転職の際は、東放学園のキャリアサポートセンターを利用して相談をしたり、転職後も営業先を紹介してもらうなど、手厚いサポートがありがたかったですね。在学中、カメラの知識を身につけるため、一眼レフカメラの勉強をしていたのですが、カメラだけでなく音響やシステムに関する機材もとことん調べました。今では「この機材わかるよね?現場お願いしていい?」と声をかけてもらえることも増え、仕事の幅がどんどん広がっています。現場には東放学園の卒業生も多く、学生時代の話で盛り上がったり、仕事にも繋がっています!
※1.2026年4月東放学園映画アニメCG専門学校に校名変更
アニメーション撮影監督
(株)ボンズフィルム
ZHANG YINGYING(中国)
東放学園映画専門学校※1 アニメーション映像科※2
ミッドリーム日本語学校 出身
アニメーション撮影監督として表現力を磨き、たくさんの作品に携わりたいです。
スタジオジブリのドキュメンタリー番組を見て、日本のアニメ業界で働きたいと考え、東放学園に入学を決めました。アニメーション映像科では、アニメ制作のプロセスを学べたり、現役クリエイターによる「特別講座」でいろんな話を聞いていくなかで、最初は作画志望でしたが、授業をとおして“撮影”の面白さを知り、その道を極めることに決めました。就職活動では、先生が履歴書の添削や模擬面接など、丁寧に指導してくれたおかげもあり、アニメ制作会社に入社することができました。撮影監督として、アニメ『ヴァニタスの手記』や『T・Pぼん』を担当し、現在は『ヴィジランテ -僕のヒーローアカデミア ILLEGALS-』、『黄泉のツガイ』を制作中ですアニメ撮影は根気のいる仕事ですが、素材の状態から作品を完成させるまでの工程に携われるのが魅力です。カッコいい画面がつくれたときには大きな達成感を得られます。これからも多くの作品に携わり、さまざまな表現を試して、もっと力をつけていきたいです。
※1.2026年4月東放学園映画アニメCG専門学校に校名変更
※2.現、アニメーション・CG科
作画制作進行
有限会社カイカイキキ
FUNG PAK TO(香港)
東放学園映画専門学校※1 アニメーション・CG科
インターカルト日本語学校 出身
夢のカタチが変わっても、“アニメをつくる”気持ちは変わらない
もともとはアニメーター志望でしたが、「作画の知識を活かして制作進行として働きませんか?」と今の会社にお声がけいただき、現在はアニメの制作進行を担当しています。目指していた職種ではなかったので、当時はとても悩みましたが、学科の先生に相談をして決断しました。インターナショナルセンターの先生方には、企業の方とのやりとりや書類の準備などをサポートしていただき、とても安心して就職活動ができました。今ではチームの一員として、作品づくりに携われることを楽しんでいます。学生生活は言葉の壁を感じることなく充実していて、日本の学園祭でステージに立ちたいという思いから、学科の仲間とバンドを組んで出演したことが一番の思い出です。チャンスがあれば迷わず挑戦する――そんな気持ちをこれからも大切に、いつかは生まれ育った香港で活動しているクリエイターともコラボレーションしてみたいです。
※1.2026年4月東放学園映画アニメCG専門学校に校名変更
PA・サポートエンジニア
(株)Arxiduc Audio
NGUYEN NGOC HIEN(ベトナム)
東放学園音響専門学校 音響技術科
新宿日本語学校 出身
音響技術科での授業のおかげで、久々の音響操作もスムーズに!
東放学園を卒業後は、しばらく動画配信会社で働いていましたが、音楽に関する仕事がしたいと思い転職を決意しました。2024年8月にPA・サポートエンジニアとして音響会社に就職しました。久しぶりに音響機器に触れた際に、ブランクを感じることなくスムーズに作業することができたのは、音響技術科での学びがあったからこそだと思います。現在は、コンサートや舞台、企業イベント、スポーツ系の音響、さらには機材の在庫管理やメンテナンスなども担当しています。私自身、音楽を聞くと楽しい気持ちになるのですが、自分が届ける音で聞いている人たちも同様に感じてもらえたらうれしいです。また、日本各地や東南アジアをはじめとする海外でも音響セッティングを会社が請け負っているので、そのやり取りすることもあります。東南アジアでは音楽フェスやライブが盛んに開催されているので、いつか自分も現地で活躍したいです。
MAエンジニア
アートプラザ(株)
KIM JAEHYUN(韓国)
東放学園音響専門学校 音響技術科
ヒューマンアカデミー日本語学校 東京校 出身
音響技術を理論的に説明してくれる座学の授業がためになった!
映像の音のバランス調整やBGM・効果音をプラスするMAエンジニアとして働いています。現在は、BS-TBSの『トレンドクリップ』といったテレビ番組をはじめ、企業VP(ビデオパッケージ)や不動産の広告などを担当しています。仕事にもだいぶ慣れ、自分が調整した音をクライアントさんが気に入ってくれて、指名で仕事ができるようになったり、自分が手掛けた作品を偶然見かけたりすることも増えてきました。私は音楽が好きで考え方もエンジニア気質なので、仕事はとても楽しく、自分に合っていると感じています。音響技術科での授業は、個人的には座学が充実しているのが利点でした。音響技術を理論的に学べたので“音”に関する理解が深まり、MAエンジニアの仕事に活かされています。授業に課題、アルバイト、友人との交流と、実は今よりも学生時代の方が断然忙しかったのですが、一番有意義な時間を過ごせたと思っています。日本に来て、東放学園に通ってよかったです。
ゲームオーディオミキサー
(株)カプコン
JEONG JUNYOUNG(韓国)
東放学園音響専門学校 音響技術科
ゲームオーディオミキサーとして、これからも成長していきたいです!
来日する前からJ-POPの繊細な感性に惹かれて日本の音楽・音響分野に興味を持っていました。そして将来は音楽・音響関係の仕事をしたいと思い、東放学園音響専門学校・音響技術科に入学を決めました。
学校内には最新機材が完備されていることはもちろん、カリキュラム面においても音響について基礎から応用まで体系的に学べるシステムが整っています。そして、留学生へのサポート体制も充実していて、安心して学業に集中できたのが印象的です。また「業界とのつながり」も強く、在学中から現場経験を積むことができ、自分の成長にもつながりました。
現在は、東放学園音響専門学校で学んだ音楽の専門性を活かして「ゲームオーディオミキサー」として日本で働いています。これからも新しいことに挑戦しながら、自分らしく成長を続けていきたいです。
レコーディングアシスタントエンジニア
株式会社イクシーミュージック (studio MSR)
TANDEL DRISHTI NAINDRA(インド)
東放学園音響専門学校 音響技術科
CDのクレジットに名前が載ることに! 夢に向けて邁進中です
入学前に参加した就職セミナーで、卒業生が夢を叶えている姿を見て、東放学園に入学を決めました。プロ仕様の機材や設備を借りられるので、在学中はマイクの指向性の研究に取り組んだり、卒業制作では先生や友だちにカバー曲を演奏してもらい、レコーディングからミキシング、映像制作までを担当しました。そうした研究資料や制作物が、就職活動で有利になったと感じています。現在は、録音スタジオでアシスタントレコーディングエンジニアとして、ボーカルやバンドのレコーディングをサポートしています。音響技術科で学んだ「レコーディング実習」での経験や、特別講師の講義から得た知識が現場でも役立っていますね。最近は『MONO NO AWARE』のアルバムレコーディングに携わり、初めてCDのクレジットに自分の名前が載るという知らせを受け、大きなやりがいを感じました。メインアシスタントへの昇格も決まったので、さらに成長していきたいです。
PAアシスタント
株式会社 東京三光
SHEK KAI LAM(香港)
東放学園音響専門学校 音響技術科
音響技術科での多くの現場体験が、今、役立っています!
日本の声優のライブで、アーティストからスタッフへの感謝の言葉に感動し、自分も支える側になりたいと思い、PAを目指すことに。現在はアリーナ規模のライブの音響や照明を担当する会社でPAチーフのサポートをしています。『少年忍者』の最終公演ではスタッフも一緒に円陣を組み、私もチームの一員なんだという実感を得られたのがうれしかったですね。現場はとにかく忙しく、ホールの大きさによって機材も変わるので大変ですが、音響技術科でさまざまな現場を体験してきたことがとても役立っています。とくに音楽フェス『VIVA LA ROCK』のガーデンステージにスタッフとして参加し、転換や機材の入れ替えが多い現場を体験できたことはよかったですね。また、他校の卒業生と話すなかで、東放学園は企業説明会が圧倒的に多いことがわかり、就職サポートの手厚さも改めて感じています。そういった面でも、東放学園に通ってよかったなと思います。
YouTuber・通訳MC
(株)MYC Japan
梅梅(むいむい)(中国)
専門学校東京アナウンス学院 アナウンス科 ※3
バイリンガルのしゃべり手として、できることが増えました!
日本のアニメが好きで日本語を独学で学び、中国で日中翻訳・通訳・バイリンガルMCとして働いていましたが、日本語力とMCスキルの向上をめざし留学を決意しました。アナウンス科にはMCの授業があったため、「ココだ!」と思い入学しました。現在は、ゲームの音声収録台本の翻訳をはじめ、収録現場の立ち会いや通訳、キャステイング協力などを担当しています。また、動画クリエイターやイベントMCとしても活動しています。以前、ライブ配信のトラブルで、一人で1時間半しゃべり続けなければいけないことがありましたが、「フリートーク」の授業で鍛えられていたので乗り切ることができました。また、アフレコの台本を翻訳するときには、より良い表現やニュアンスを考えられるようになったり、新人声優さんに演技のアドバイスをしたりもできるようになりました。アナウンス科で学んだおかげで、仕事のクオリティが上がったと感じています。
※3.現、パフォーミングアーツ科
モデル・海外SNSプロモーション
(株)ハコスタ
REN SHUKE(中国)
専門学校東京アナウンス学院 芸能バラエティ科 ※4
進和外語アカデミー 出身
中国と日本の文化の架け橋となり、コスプレツアーを開催したい!
モデルやMC、ビデオ制作、翻訳のほか、コスプレイベント「acosta!(アコスタ)」の海外プロモーションを担当しています。中国語・日本語・英語が話せるので、海外の有名なコスプレイヤーさんへのイベント出演依頼や当日のアテンドをすることもあります。さらに、イベントに参加したコスプレイヤーさんへのインタビュー動画の制作では、企画・出演・編集といった作業を一人で担当するなど、さまざまな仕事をまかせてもらえています。また、以前から中国の動画共有サービス「bilibili」で配信をしていたため、クリエイターとしての経験や知識はありましたが、東京アナウンス学院でトーク力やマーケティングなどたくさんのことを学べたことは、今に活かされています。これからも動画配信を続け、中国と日本の文化の架け橋になりたいと考えています。そして、日本のアニメ文化やコスプレが楽しめるインバウンド向けのツアーを企画・実現するのが夢です。
※4.現、配信クリエイター科
(株)アトミックモンキー(業務提携)
うにょん(韓国)
専門学校東京アナウンス学院 放送声優科
“アナ学”で学んだ全てが現場でリアルに活きています!
声優として、「Fit Boxing」シリーズ韓国語版のリンの声や、『原神』、『ポケモンGO』などのゲーム広告の吹き替え・キャラクターボイス、企業ナレーション、美術館の音声ガイドなど、さまざまな場面で声を届けています。
初めて収録スタジオに入ったときは、仕事ができる喜びと同時に不安を感じることもありました。しかし、“アナ学”で先生方から学んだすべてが自分の糧となっており、現場での指示にすぐ対応できたときに、改めて“アナ学”で学んでよかったと実感しました。
東放学園の先生方には、在学中は学びやすい環境を整えていただき、卒業後も相談に乗っていただくなど、今でも温かくサポートしていただいています。NHKラジオ講座のお仕事も先生からのご紹介で決まり、そこからほかのお仕事へとつながるきっかけになりました。
この度、株式会社アトミックモンキーと業務提携を結ぶこととなりましたので、今まで以上に努力してまいります。
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